黒染作業が5分で完了 黒染処理と言うと、前後処理を含めた面倒な準備や工程を考えますが、ブラックシールはスプレーして3~5分で乾燥、極薄で硬い黒染皮膜を形成して黒染が完了します。スプレー時のダレ落ちはありません。黒染皮膜は、金属地に強く密着し、耐水、耐腐食性があり、通常の石油溶剤、油の影響は受けず、はがれもありません。 一度で黒染とサビどめ 本格的黒染も、常温黒染も、黒染処理のあとで、あらためて防錆(サビどめ)処理をしなくてはなりませんが、ブラックシールは一度のスプレーで黒染と防錆ができ、後処理の防錆処理はいりません。 防錆力は室内で約半年です。 本格派の「黒」 高温のアクリル溶液中で、表面に四三酸化鉄(Fe3O4)を形成させて鉄鋼部品を黒くするのが本格的、伝統的な黒染で、量産の黒染はこの方法で処理されています。 ブラックシールは、補修の際に色むらが出ないように、この本格的黒染を追求した「黒」で、本格的黒染独特の「あたたかさ」を出すため、グラファイト(黒鉛)は使用していません。 ブラックシールは 加温黒染処理、常温黒染処理は金属の化学変化なのですが、ブラックシールは化学変化の黒染とほとんど変わりなく見える黒色コーティングです。対象金属は選ばず、毒劇物取締法の規制も受けません。
オーデック 簡易黒染スプレー ブラックシール エアゾール缶 420mL 黒染皮膜 硬さ:2H 厚さ:5~10μ(スプレーの仕方にもよりますので、この数値は目安です。) 溶剤 芳香族炭化水素溶剤、アルコール 内容量 (ml) 420 噴射剤 DME 耐食性 耐食性(防錆力)は、前処理(脱脂、除錆など)、処理の結果(黒染皮膜の厚さなど)、処理ワークの置かれる環境によって異なりますので、はっきりとした数値は出ませんが、半年くらいを標準にお考え下さい。 潤滑性 ブラックシールの黒染皮膜には潤滑性はありません。 除去 黒染皮膜の除去は困難ですが、サンドペーパーなどで除去してください。