塗膜及びコーティングの付着力・密着力の評価を行うために用いられます。先端に多重刃が付いており、塗膜に対して一度に6本の切込を入れます。縦横にそれぞれ切込を入れると真中に格子状のクロスカットができます。 そこへ粘着テープを張り瞬間的に引き剥がします。テープによって塗膜が剥がれた状態をJIS規格にある試験結果の分類0~5の図例と比較しながら試験部分を分類します。(JIS-K5600) 関連規格 ISO2409 ASTM D3359 内容 ・カッター本体 ・回転式カッター刃 ・六角レンチ ・ブラシ ・ルーペ ・キャリングケース 大きさ:約185×28×38mm 重さ:約250g
クロスハッチカッターの刃を回転式にすることにより、刃が消耗した場合に回転させることにより新しい刃で試験が行えます。 刃は全部で6枚分(6エッジ)あります。 クロスカット試験マスターと併用して使用できますので、現場では手持ちタイプ、試験室では卓上式のクロスカット試験マスターというように使い分けすることができます。 刃はクロスハッチカッター同等の特殊な刃なので切れ味が非常に良く塗膜のカットが容易におこなえます。